"赤いからす"は吉祥寺にある本格的なジャズバーなのです。
ここで青学ジャズ研の定期演奏会が行われて、おれは2バンドほど参加してきました。
(つーかよくこんなところ貸し切りにできたなぁ。青学すげー。)
音響も設備もそれなりによかった。
グランドピアノはちょっと使い古された感があったが、
それでもジャズやる分には十分いい音が出せた。
つーかおれの演奏が店主に気に入られたらしく、
4月にここでライブやらせてもらえることになった。
やったべー!
さて、以下は今回の演奏内容についての痛い痛いレポートであります。
<一バンド目>
一曲目、Snakes。
ギターソロのあとテーマに帰るタイミングを逃し、
みんな何をしたらよいのかわからなくなって好き勝手弾きだす。
さらに後テーマを2回やるとこだったのにギターとベースが1回やってエンディングに行ってしまう。
結局そのままばらばらって感じで終了。
二曲目、Stella by Starlight。
ピアノのイントロのあと、アルトサックスが一人だけ倍のテンポで演奏し始める。
みんな少しビビるが、これはわざとだろう、と思って平常のテンポで演奏し続ける。
ところが本人はほんとにそのテンポで進行してるんだと思ったらしい。
・・・つーか気づけよ!!明らかにおかしいだろ!!
みんな首をかしげつつ、そのまま最後まで演奏しちゃって無理矢理終了。
三曲目、Actual Proof。
アルトサックスのソロがいつまでたっても終わらない。
終わらせることができないみたいだ。
つーかできないんなら弾くのやめろよ!!
いつまでもだらだら弾いてるから終わんないんだよ!!
とか思いつつも結局だらだら弾き続けてしまった。
ほんと、途中でピアノ弾くのやめてフロント殴りに行こうかと思った。
でも我慢して、いつかこいつら気づいてくれるだろうと思ってバッキングし続けた。
・・・だめだ。信じた俺が馬鹿だった。
今回の教訓。
「空気の読めない奴とバンドを組むべからず。」
<二バンド目>
先ほどのバンドでの痛い失敗があったので、
今度こそは、ということで全員で事前に入念に構成を確認することになった。
(ほんとはそんなことしたくないんだけどね。
ジャズって自由な音楽であるべきだから。
その場その場で"今の流れ"を汲みつつ、一人一人の音をよく
聞いて、お互いに音で会話をして、
そうやって音楽を自由に作っていくのが一番なんだけど。まぁしょうがないか。)
で、実際演奏は非常に上手く行って評判もとてもよかった。
ベースレスのバンドだったので俺はオルガン(≒左手がベース、右手がピアノの役割)を担当したんだが、
これはほんとにしんどかった。
左手は拍に対して常に前にいなければならないけど、
右手のバッキングは裏拍に的確に入れて、ソロはむしろ後ろ目で弾かないといけない。
つまり、自分の中で3つのテンポを流しながらそれぞれをキープしないといけないわけだ。
日頃あまりやらないことなので非常に辛かった(終わったときは汗だくだった・・)。
まーでもバンド全体としては非常によくまとまっていたと思うので、よしとしよう。
めでたしめでたし。
(疲れた・・)
"赤いからす"でのライブは4月18日午後7時半からに決まりました。
都内各地で活躍中の素晴らしいミュージシャン達を集めてクインテットを組んだので、
超熱いライブができると思います!
お暇な方はぜひ遊びに来てください!
演奏曲目
[1バンド目]
Snakes
Stella by Starlight
Actual Proof
[2バンド目]
Confirmation
Blues Waltz in F minor
Over the Rainbow
A Night in Tunisia.
はじめまして~JAZZやってるんですね~すごい!自分は聞くほう専門なんですけど、出来たらしたいなーって思いながら、楽器の高さに閉口してます。ビル・エヴァンスとか、バードとか、ソニー・ロリンズとか、etc書くときりないですね。ピアニストは誰が好きなんですか?モンク?ハービー?やっぱりエヴァンス?(これくらいしか知らない・・・)よければ拙のところにも寄って行ってください。
はじめまして!俺はジャズはじめて2年くらいになります。俺もはじめはジャズ聴くだけだったんですけどね。でも実際にプレイしてみて初めてわかることって、本当にたくさんありますよ!特にジャズはそういうこと多いと思います。まっつんさんもぜひ、何かに挑戦してみては如何でしょうか?ピアニストはハンコック、キース、ピーターソン、エヴァンス、ウィントン・ケリー、バドなんかが好きです。(けっこう何でも聴くってことです。笑)クラシックだとポリーニやホロヴィッツ、あとブーニンが大好きです。そちらのブログも読ませてもらいますね~。